重い障害をもつ子どもの場合、その子からの働き掛けが乏しくて周囲に届かないこともあります。そのような状態が続くと、子どもは「どうせやってもダメなんだ。」と無力感を持ち、ますます外への働きかけが少なくなってしまうかもしれません。子どもをこのような状態に置かないためには、子どものわずかな働きかけを意味あるものに増幅してあげる必要があります。
例えば、声がか細くまわりの人に気づいてもらえない子の場合は、その子の口元にマイクをおいて、彼の声を大きくしてあげるのも有効な方法でしょう。また、何らかのスイッチを使えそうな子であれば、スイッチと電動おもちゃを組み合わせることで、自分でおもちゃを動かして遊ぶことができます。
このような「自分が何かしたらまわりが変わる」という体験を積み重ねていくことで、外に関わろうとする意欲は延びていくものと思われます。
*『こころリソースブック』第23章「遊び・余暇」、第16章「コミュニケーション」を参照して下さい。
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