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全盲のDさん

先天性の視覚障害のため全盲のDさんは、これまで主に点字を使って手紙を書いたり本を読んだりしてきました。しかし、点字だと点字が分からない人には文章で用件を伝えることができなかったり、また点訳に時間がかかるため最新の情報を知ることができないため等の理由により、コンピュータを利用してみることになりました。
しかし、Dさんはモニタ画面に表示されている文字やアイコンが全く見えません。
Eさんのような方がコンピュータを利用する場合には、視覚以外の方法で画面情報を理解できるようにする必要があります。

モニタ画面が見ることができない。

視覚に障害があってモニタ画面が見えないというような場合、音声を使って画面情報を得るという方法があります。このためのソフトを「スクリーンリーダー」と呼び、スクリーンリーダーを使うことで、画面上のアイコン・選択できるメニュー・入力中の文章などをコンピュータの合成音声で読み上げさせることができます。
例えば、何らかのソフトを起動したい時には、キーボードの特定のキーを押すごとに次々と読み上げられるメニューを聞きながら希望のソフトを探して、そのソフトが見つかったら「開く」メニューを選択すればよいのです。
また、文章入力時は、キーボードから入力された文字を逐一読み上げてくれるだけではなく、漢字変換の際に今どのような漢字に変換されているかを音声で説明(たとえば「校正」と変換したとすると「がっこうの『こう』、せいぎの『せい』というように読み上げる)してくれるので、誤変換のない文章入力の助けになります。
DさんはOCR(文字認識ソフト)を使って、印刷物の内容をコンピュータに取りこみ、テキスト文書として電子情報化し、それを読ませることで、いつでも欲しい情報を得ることが出来るようになりました。

点字を使って文字を入力する

Dさんが文字を入力する時に使っているのが「点字キーボード」といわれるものです。点字キーボードとは、点字の6点に対応した6つのキーを使って、点字で打つと文章が入力されていく仕組みです。通常のキーボードから独立させて点字を入力するためのキーボードをDさんは使っています。



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