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高齢のGさんの場合

Gさんは、62才の男性です。好奇心おう盛で、最近話題となっているインターネットも試してみたいとコンピュータを始めました。高齢の方のコンピュータ利用には、身体的な問題とは別に、様々な困難が生じることがあります。コンピュータを使いやすくするというと、私たちはついついハイテク的な解決方法ばかりを思い浮かべてしまいがちですが、問題によっては以下のようなローテク的な方法でも充分な場合があります。

用語がわからない

コンピュータを使う上でよく使われるのがカタカナ語です。コンピュータを始めたいけど躊躇してしまうという人の多くは、この用語の問題に悩まされているのではないでしょうか?高齢の方であればなおさらでしょう。Gさんもやる気はあるものの、わけのわからない用語の連続にちょっとうんざりしているようです。
このような場合、コンピュータに詳しい方がそばにいればソフトのメニューを書き換えるという方法もあるのですが、そこまでしなくても、コンピュータの横に用語対応表を掲げておくだけでも効果がある場合があります。例えば「プリント→印刷」「フォント→書体」というように、よく使われるカタカナ語と日本語の対応を書きだしておいて、わからない言葉があったら、その都度参照してもらうという方法です。

操作手順がわからない(わすれやすい)

コンピュータで何かしようとすると、手順を踏んで順番に操作するといったような、一定のルールを覚えなければいけません。ちょっとならGさんも覚えられるのですが、それがいくつもになると混乱しがちです。
そのような時、各手順を絵などで表してあげるなどの工夫が考えられます。例えば、「このようなエラーが起こったときは・・・。」「ワープロで文章を打って印刷するには・・・。」というような手順を1手順ずつわかりやすく絵で表してあげるのです。
Gさんも、しようとしていることがわからなくなると、横に置いてある絵のヒントを見て、1手順ずつ確実にこなしていくことができるようになりました。

メニューなどが見えない

高齢になるにつれ、視力も次第に低下してきます。Gさんも、メニューやファイルの名前などが見にくいようです。画面拡大ソフトを使えば解決できることですが、その拡大ソフト自体の操作を覚える必要があり、Gさんにとっては逆に負担が増えることにもなりかねません。
そこで、Gさんが普段新聞や本などを読むときに使用している虫眼鏡を、コンピュータ画面を見るときにも利用してみることにしました。Gさんもその方が自然のようで、何か読みにくい部分があるごとに、虫眼鏡を取り出しては文字を確認してコンピュータを操作しています。



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