ATACカンファレンス2002

Assistive Technology &
Augmentative Communication
Conference 2002

6日  7日  8日  目次


Annex
セッションの種類
AAC基礎:コミュニケーションの考え方や技法(AAC)の基礎知識について
 
8:00〜受付
アネックスホール玄関
11:40〜13:00 Openingコンサート
■増田太郎コンサート「毎日が歌ってる」
増田太郎さんは,右手に白杖,左手にバイオリンをもつミュージシャンです。吉祥寺を中心にライブ活動を続け,楽曲「雲」はNHKみんなの歌でも紹介されています。自主制作アルバム「Happy Happy」,須藤晃プロデュースのハーフアルバム「悩める息子」(ラストラムレコード),エッセイ「毎日が歌ってる」(すばる舎)などの作品があります(ホームページ:
http://taro.giganet.net/より)。

太郎さんの甘い歌声と楽しいおしゃべりで気分をリフレッシュしてください。また,軽食を用意しておりますので,入り口で受け取って食事をしながらお楽しみください。ただし,数に制限がありますので,お早めにご入場ください。このコンサートには,マイクロソフト株式会社の協賛を頂いています。

 
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13:30〜14:30 AAC基礎      
■「視線およびYes/Noコミュニケーション」
岩根 章夫
人は始め「からだ」を基にコミュニケーションを開始します。乳児はからだの動きから意図を読まれコミュニケーションが成立する段階から、意図的に自分のからだを使ってコミュニケーションするようになります。しかし、障害が重いとこの「からだを使ったコミュニケーション」が上手くいかないことがあります。このセッションでは、視線やYes/Noコミュニケーションなどエイドを使わないコミュニケーション技法を紹介しながら、障害の重い人のコミュニケーションについて考えたいと思います。
 
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14:50〜15:50 AAC基礎
■「感覚障害を持つ子どもとのコミュニケーション」
伊藤 泉
障害の有無に拘わらず、生まれた瞬間からコミュニケーションが始まります。最初の出会いは誕生を祝う母・父・医師・看護師の感動の声・ざわめきです。意識・無意識に関係なく五感を通して情報の渦に巻き込まれていきます。表情・視線は視覚から、声・物音は聴覚から、おっぱいは味覚・嗅覚・触覚から全身で受信していきます。発信もまた同様です。「わかりたい、わかってほしい」「あなたとわたし」の気持ちがピッタリ合うお手伝いをさせてください。
 
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16:20〜16:40 ミニトーク
■「日本のAACのこれから」
小島 哲也・伊藤 英夫
世界ではAACは,どのようにとらえられているのでしょうか?AACの国際学会ISAACの活動報告をふまえ,日本のAACについてISAACの新旧委員の2人に語ってもらいます。
 
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16:40〜18:10 海外招待講演
■「2つの現実−社会が障害をいかに変えていくか−」
Solomon Vulf Rakhman
Solomon Vulf Rakhmanさんは,1972年旧ソビエト(ウクライナ)生まれ,生まれつきの障害により,四肢麻痺と言語障害があります。1988年にアメリカに移住後,手にしたコミュニケーションエイドにより,彼の世界は大きく広がりました。現在,フィラデルフィアにあるテンプル大学障害研究所の相談員および米国海軍の電子マニュアルサポート部門でコンピュータ助手をつとめています。

東西2つの世界を経験して感じた彼の障害観を述べた論文が,デンマークで開かれたISAAC2002カンファレンスにおいてWords+特別賞を受賞。今回,コミュニケーションエイドを使ってその講演を行ってもらいます。この講演は,財団法人全日本情報学習振興協会の協賛を頂いています。(通訳あり)

 
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B1
 
セッションの種類
AAC基礎:コミュニケーションの考え方や技法(AAC)の基礎知識について
AT・AAC活用:市販の支援技術製品を示しながらの,機能と利用方法について
 
9:00〜10:00 AAC基礎
■「コミュニケーションのきっかけをつかむには」
中澤 惠江
重度・重複障害のある子どもたちにとって,コミュニケーションを豊かに持てるかどうかは,生涯にわたっての安心感と自立と喜びに繋がっていきます。ここでは,視覚障害を伴う重度・重複障害のある子どもさんとの実践から,「移動・姿勢変換の介助」という場面から提案できる「コミュニケーションのきっかけ」についてお話しします。そして,よき「受信」がよき「発信」に連動していくこともお話ししたいと思います。
 
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10:20〜11:20 AAC基礎     
■「コミュニケーションと発達」
伊藤 英夫
子どもがコミュニケーションを行うためには、様々な発達のプロセスが必要となります。発達障害児にAACを適用しようとする場合、コミュニケーションに必要な発達のアセスメントが重要なポイントとなります。特に前言語期にみられる、音声言語によらない、いわゆるノンバーバル・コミュニケーションの発達を中心に、健常幼児の発達と発達障害児の特徴とを比較しながら、分かりやすく解説します。
 
Lunch break
 
13:30〜14:30 AT・AAC活用  
■「シーティングとコミュニケーション機器」
アクセスインターナショナル
良いシーティングがもたらす姿勢と快適さは高齢者や障害者のコミュニケーション能力の向上や、各種エイド選択にまで影響を及ぼします。今回は、シーティングを施す前後で姿勢とコミュニケーションがどう変わったのか?具体例とともにシーティングとATの処方、セッティングについて学びます。
 
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14:50〜15:50 AT活用 
■「特殊コントロールによる電動車椅子操作からコンピュータ操作まで」
アクセスインターナショナル
電動車椅子の操作はジョイスティックだけではなく、さまざまな特殊コントロールを使用することが可能です。このセミナーでは特殊コントロールの選択からセッティング、そして特殊コントロールを利用したコンピュータ操作やコミュニケーションエイド操作について紹介します。
 
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B2
 
セッションの種類
AT・AAC活用:市販の支援技術製品を示しながらの,機能と利用方法について
 
9:00〜10:00 AT活用
■「高齢者にやさしい音声処理システム」
日本ビクター
ラジオなどの話し手の声をディジタル信号処理技術により、クリアーで聞き取りやすい音声に変換する「聴取補助シス
テム」を開発しました。
本システムは、大きく次の3つの機能からなります。
・聞き取りやすい情報伝達を可能にする「話速変換技術」
・高齢者等の聴力特性を配慮した「帯域分割音圧圧縮技術」
・聞き逃した音を繰り返し聞ける「反復聴取技術」
同システムの開発背景から商品化の経緯を述べ、その展開を考察します。
 
break
 
10:20〜11:20 AT活用  
■「シーティングの基礎」
アクセスインターナショナルシーティングを誤ることでアシスティブテクノロジー(AT)が成し得る可能性や障害者・高齢者の生活をも制限してしまいます。欧米においてシーティングはATの根幹をなすものであり、正しいシーティングがあって、はじめて正しいエイドが選択できるといわれています。このセミナーでは、シーティングの基礎について学びます。
 
break
 
13:30〜14:30 AT活用   
■「When is "soon"? −"もうすぐ"っていつ?−」
パシフィックサプライ
時間は抽象的なものです。時間を理解する力の不足、これは自然の老化過程や、事故や病気によって起こりますが、日常生活において多くの問題が発生します。これらの問題を解決する方法の一つとして、時間を視覚で分かりやすく表現することがあります。例えば、ファルク社の製品「デイプランナー」では「今の時間はここです。この時間にはこの活動をします。」と視覚で時間と活動を理解しやすくしています。使用者がより自立し、日常生活を送るための能力を高めることが目的です。時間の理解が難しい方には、記憶力についても問題を抱えている方が多くいます。薬を飲む時間、食事の時間、TVをつける時間、寝る時間など、決まった時間を思い出させてもらうことが必要になります。しかし、人によって思い出させてもらうのではなく、「メモリーメッセージ」のような製品で行いたい、という方がいます。これは生きる尊厳に関わるものです。
 
break
 
14:50〜15:50 AT・AAC活用   
■「I want to talk to you! −あなたと話がしたい!−」
パシフィックサプライ
分娩外傷、外傷性脳損傷、脳卒中、神経疾患などによって発話能力が欠損する場合があります。自分の生理的な要求や考えを伝えることは、周りとの相互作用において非常に重要です。もし話ができなくなったら・・と想像してみて下さい。ファルク社のコミュニケーションエイド、「VOCAフレックス」は発話の難しい方にとって一助となる製品です。「VOCAフレックス」で特筆すべき特徴は、話題の変更の簡便さです。
 
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C1
 
セッションの種類
AT基礎:支援技術(AT)の利用方法の基礎的知識について
9:00〜10:00 AT基礎
■「OSの基本機能を使いこなす」
梅垣 まさひろ
運動障害のある人がWindowsパソコンを活用する際に役立つ機能について学びます。ATを利用する際の基本的な考え方から,OSの基本機能、キーボードナビゲーション,ユーザ補助(固定キー,順序キー,マウスキーなど),補助的な
ソフトウェアの設定方法から使い方,注意点などを網羅して解説します。また、MacOSについても触れる予定です。
 
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10:20〜11:20 AT基礎
■「代替入力手段を学ぶ」
梅垣 まさひろ
運動障害のある人がパソコンを活用する際に役立つ代替入力デバイスやソフトウェアについて学びます。キーボード,マウス代替装置,スイッチを使ったパソコン操作、音声入出力をはじめとしたいろいろな機器を紹介し,活用方法を考えます。また,最新の技術動向にも触れます。
 
break
 
13:30〜14:30 AT基礎  
■「体の動きからAT利用を考えよう」
松本 琢麿
スイッチやキーボードなどを操作する「行為」とそれを行う「姿勢」は密接な関わりを持っています。身体に何らかの障害を持つと手足や体を緊張させて努力的に姿勢を保とうするため,操作をおこなう手足などの「体の動き」は影響を受けます。当日はバルーンを使って姿勢保持が困難な状況を体験してもらい,この模擬対象者にどういった援助が楽に動くことに役立つか?皆様と一緒に実習をしたいと思います。
 
break
 
14:50 〜15:50 AT基礎
■「視覚障害とコンピュータアクセス」
中野 泰志・金沢 真理
視覚障害には、視覚を活用することが困難な全盲の状態とある程度、視覚を活用できるロービジョン(弱視)の状態
があります。また、ロービジョンの人の見え方は、視力が低いだけでなく、視野に損傷がある場合もあります。本セッションでは、視覚障害の状態に応じて、どのような工夫(OSの標準機能、専用アプリケーション、様々なエイドの活用等)をすればコンピュータアクセスが可能になるかをデモを行ったり、ユーザの意見を聞いたりしながらわかりやすく解説します。
 
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C2
 
セッションの種類
AAC基礎:コミュニケーションの考え方や技法(AAC)の基礎知識について
AT・AAC活用:市販の支援技術製品を示しながらの,機能と利用方法について
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
 
9:00〜10:00 実践  
■「コミュニケーションソフトウェアやATの開発」

「言語訓練に有用な1スイッチ1タッチで操作可能なオリジナル教材の作成」
藪 加代子・大川 美知恵
言語訓練にスイッチと1スイッチで操作できるソフト等を購入し,身体部位や姿勢,見やすい画面などを工夫しながら取り組んできました。しかしながら,1スイッチで操作できるソフトは限られ,ペンタッチで操作可能な市販の教育ソフトは,画面や音が賑やかすぎて見るべき点や聞くべき音がわかりにくい。子どもの障害特性や発達に見合ったPC教材と,家庭でも購入使用できる廉価で使いやすいスイッチを開発したので,経過と言語訓練の成果について報告します。

「障害者向けコミュニケーション支援ソフト」
大川 美知恵・広冨 哲也
障害者,高齢者,子供の意思伝達を支援する「Fコミュニケーションシステム」開発について報告します。本システムは,画像,音声などによる多角的説明を持つマルチメディア単語を用い,5W1Hの質問に答えることで「マルチメディアヒエ
ログリフ」と呼ばれる文を作成します。さらに,それらの文を組み合わせメッセージを作成,閲覧,送受信することで意思伝達を行います。これらのうちいくつかの試作品を展示したいと考えています。

 
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10:20〜11:20 AT活用
窓を開いて!(マイクロソフトのアクセシビリティ)
マイクロソフト
マイクロソフトのアクセシビリティの考え方、製品開発ポリシー,実施しているさまざまな活動についてご説明します。また,デモマシンを使って,"インターネッ ト","E-mail"を,アクセシビリティツール,ユーザー補助機能,カスタマイズ機能を組み合わせて利用する方法,困ったときのサポートと技術情報の入手方法, 便利なコミュニティーサイト「答えてネット」のご紹介を行います。
 
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13:30〜14:30 AT活用
■「障害のある人のコンピュータ利用を助けるソフトウェア」
NEC
上肢障害者向けパソコン操作支援ソフト「オペレートナビEX(Ver2.0)」,および,画面拡大ソフトウエア「ズームテキスト
エキストラ」について,デモを通してその機能をご紹介します。「オペレートナビEX(Ver2.0)」は,従来の機能に加え,入力した文字で始まる過去の入力語句を候補として表示し入力を簡易化してくれる「語句入力補完」機能が加わっています。また,「ズームテキスト エキストラ」は, WindowsXPに対応しています。
 
break
 
14:50 〜15:50 AAC基礎
■「教育とAT」
河野 俊寛
知的障害のある子どもたちに対して、学校ではどのような支援技術(AT)が使えるでしょうか。ここでは,コミュニケーション支援に,ノンテク,ローテク,ハイテクのATが使われた事例を紹介します。その支援経過を,事例によってはATを使う前の準備期間も含めて,それぞれを映像で見ながらお話しし,参加者の日々の実践へのヒントを提供します。
 
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F
 
セッションの種類
体 験:障害や機器について皆さんに実際に体験していただく機会を設けた時間
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
当事者の声:障害をもつ当事者及び家族の方に語っていただきます。
 
9:00〜10:00 実践
■「呼吸器利用者とAAC」
「ALS患者さんへの訪問STの関わりを通して―気管切開後からのAACの導入―」
堀 尚子・橘 陽子
現在,STの在宅訪問は法律上,認められておらず,まだ多くの病院で退院後に通院以外の方法で,STが関わることができない現状です。当院では,数は少ないのですが,STの在宅訪問を行っております。今回,ALSの患者さんに,気管切開術後より,AACの導入のために,入院時より開始し,在宅に帰られてから現在まで,STが関わる機会を持つことができました。「伝の心」,透明文字盤,スピーキングバルブなどの導入と経過について,発表させていただきたいと思います。

「人工呼吸器装用児に対するAACの技法を用いたアプローチ」
稲田 勤・松長 宏泰・笠井 新一郎
ウエルドニッヒホフマン症候群のため人工呼吸器を装用している姉妹に対し,ワンスイッチ入力による描画及び書字の訓練,および扇風機で風をあてる等の触覚刺激を用いた遊びを導入しました。ここではその経過とともに学校生活も合わせて報告します。

 
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10:20-11:50 体験
■「視覚障害の理解と疑似体験〜重複障害を含む〜」
中野 泰志・金沢 真理・奥山 敬
ある肢体不自由養護学校の調査では、児童・生徒の4割近くに視覚障害があることがわかっています。このように重度重複障害の人の中にも視覚障害を併せもっている人は少なくありません。しかし、視覚障害に対する配慮となると、なかなか十分に行えていないのが現状ではないでしょうか?本体験セッションでは、疑似体験を行いながら、視覚障害の理解を深めていただきたいと思います。
 
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13:15〜14:30 体験
■「視覚障害のある人の日常生活の工夫と疑似体験―食事体験を中心に―」
金沢 真理・中野 泰志
もし、目が見えなかったらどんな生活を送るのだろうか?想像できるでしょうか。視覚障害者用の道具ばかりが家の中にあるわけではありません。ちょっとした工夫や道具を使ったり、支援を受けながら快適な生活を目指しています。特に生活する上で避けて通れない「食べる」時にもやはり好きなものをおいしく食べたいものです。「食べる」体験を通して、快適に食べるにはどんな工夫や支援ができるか考えてみましょう。
 
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15:50〜15:50 当事者の声
■「家族の声(1)〜子どもが変わった〜」

「なぜエイドを使うのか〜娘がエイドに出会って,今日まで〜」
圓井 美貴子
重度心身障害のある娘がエイドを使う上で多くの課題があります。操作姿勢や本人の認知と使いこなしに関することもそのひとつです。そんな昨今,あらためて大切に考えたいことがあります。「エイドの活用によって,本人の気持ちが見える」ということです。客観的にエイドを上手く使うということが目的では決してない。「スイッチを押す」ことと同じくらい「スイッチを押さない」ことは重要で,そこで彼女の意志を確認し,新しい教育や生活場面の展開につなげることが,現在のエイド活用の大きな目的だと思っています。

「重い障害児のわが子のAAC実践」
堀田 由美
親は,生まれてすぐにわが子に重度障害があると医者から言われた時 とてつもない ショックと不安を抱きます。この時点で 普通の子育てができないと感じます。でも本当は そんな事はないのだけど それにきづくのは ずっとずっと後です。今も気がつかないで 特別と思って寝させきりの親もいます。見守るだけしかわからない親たちがほとんどです。私自身も もうこれからの将来 息子と私には 青い空を見上げて 笑う事なんか一生ないとおもったのです。息子と私は,1歳も2歳も3歳のバースデイも 病院で過ごしました。こんな生活がずっとだと思っていました。家には 他の子が使ってきた 本やおもちゃがたくさんあったのに 何一つ与えてあげようとは思いませんでした。そんな余裕もなかったし この子がおもちゃで遊ぶなんて思っても見ませんでした。 あるとき,いただいた ジェリービーンスイッチで 息子の笑顔を見れました。その笑顔が私に生きる力をくれました。この子を育てるおおきな希望を見つけました。気がつけばいつの間にか 子どもより親の私が本気になって AACに取り組んでいました。そんな中から わが子やわが子の障害に対する考えも とっても前向きになりました。いっしょに歩んできた仲間もたくさんできました。そんな親のわたしの 実践や思いを発表できたらと思っています。

「PCS―シンボルと私」
田中 知代
娘は小学生になると,VOCAとシンボルに出会い変化します。特にシンボルについては興味津々で,シンボルと物事が一致するにつれ,シンボルをボードに表示することでスムーズに行動に移せるようになりました。少しずつですが感情のコントロールも出来るようになりましたし,自分の思いを人に伝えられるとわかった事は,娘自身の心に余裕をもたらしました。シンボルコミュニケーションで広がった娘の世界を報告します。

 
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G
 
セッションの種類
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
 
9:00〜10:00 実践
■「AT普及への挑戦1」

「プレイバスで楽しく(ハイテク玩具を使い高齢者の余暇活動を支援する)」
小林 るつ子・新藤 千鶴子
玩具福祉学会は特に今プレイバス運動を研究援助しています。玩具を多くの人に提供するサービスであるプレイバスは英国で始まり,日本でもこの活動の方法を学び日本的にアレンジして実践しています。ここでは,日本の現状と9月に実施した英国での調査結果を報告します。

「技術ボランティア」
山ア 貴雄・窪内 真由・美原 由香・濱口 君代
養護学校において,電子技術や情報技術を活用した授業を行いたいときに,初めに障害となる部分は技術的なところではないでしょうか。本校情報技術科の生徒は,養護学校を訪問して,先生方や子どもたちからの要望を聞き,工業高校の持つ技術を活かしたボランティア活動を行っています。子どもたちが喜んで使っている様子を見て,当校の生徒たちも,利用者の立場に立った製作を行うという技術者の原点を体験することができ,また,学校で学んだ知識や技術が人の役に立つことを実感でき,人として,技術者として,大きく成長することができました。

 
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10:20〜11:20 実践  
■「コミュニケーションの工夫」

「重度障害児に対するコミュニケーションボード活用について」
池口 梨絵・河野 晴子
肢体不自由児施設において,重度障害児に対しコミュニケーションボードを取り入れた経緯やボードに対するアンケートを保護者・スタッフ・学校等に対して行いました。ここではその結果を報告します。

「指を選択肢にするコミュニケーションの実践と電子機器の活用−コミュニケーションのバリアフリー−」
住谷 道子
私の次女の翠は,養護学校の小学部2年生です。脳性麻痺の障害があります。翠が発声できる言語は「バイバイ」など数語のため,日常は私の質問に挙手で答えたり,マカトンや具体物・写真を用いる他,私の指を選択肢にする方法で意思の疎通を行います。ここでは,指を選択肢にする方法のメリットとこの方法の生まれた経緯をお話したいと思います。また,デジタルカメラやVOCAの利用についても報告します。

 
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H
 
セッションの種類
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
 
9:00〜10:00 実践
■「肢体不自由とVOCA」

「電動車椅子&チャットBOXとの出会い〜こんなことができるなんて!〜」
池内 仁美・山岡 恭・吉水 靖博
脳性麻痺で四肢に麻痺があり,移動や生活動作もほぼ全介助が必要な17歳の養護学校生徒が電動車椅子とVOCA利用によって大きく変化しました。ここでは機器の導入の経緯や,導入前と現在の彼女の変化を,教師や保護者の方の感想なども交えて報告します。

「メール大好き!〜肢体不自由児のメールの取組み実践〜」
岩波 久雄・河村 裕介
手足も不自由,話もできない息子が,おもちゃ遊びにはじまり,パソコンゲームをし,簡易ワープロで文字が打てるようになったところまでを,お話しします。現在息子は,障害児用メールソフト「メールできるかな」で,30人以上の学生を中心にメールのやりとりをしています。その他,サポーターのネットワークづくり,最近見つけた,スイッチ一つで遊べるおもちゃやパソコンゲームなどを紹介します。

「学童期から成人期にかけての脳性麻痺児に対するAACの経験〜コミュニケーション拡大の取り組みから学んだこと〜」
今富 順恵・亀井 悦子
発話が困難な重度アテトーゼ型脳性麻痺児に対して,学童期から成人期にかけて5年間の取り組みを行なった結果,自分でできる喜び,自己決定できる喜び,自分の思いが伝わる喜び,相手と分かり合う喜びの積み重ねから,本児の生活が質的に変化しました。幼児期からの成人期を見通してAACの取り組みで必要なステップを報告します。

 
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10:20〜11:20 実践  
■「雇用とAT」
小川 浩
障害者就労支援の分野でも、テクノロジーはさまざまに活用されてきましたが、これまでは身体機能障害や視覚・聴覚などの感覚機能障害に対するものが中心でした。この分科会では、知的障害、自閉症、高次脳機能障害など、記憶、認知、判断などの機能に対する代償として、テクノロジーがどのような可能性をもっているかについて考えたいと思います。しかも就職前の評価や準備段階ではなく、ジョブコーチが実際の職場で支援することによって見いだせるポイント、アイデアなどを会場の方々と共有できればと思います。
 
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104
 
10:30〜16:30
☆ Cozyルームへようこそ!
五大エンボディ(株)
Cozy(コージー)とは英語で「居心地の良い」という意味を表します。障害の有無に関わらず誰もが心地よくワクワクするような環境を提供することを目指します。例えば歩いたり走ったりすると映像や音が生じ様々に「水」を疑似体験できるもの,声に合せてシャボン玉が出てくるものなどなど。是非,実際にこの"Wonderland"をご体験下さい。
 
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さくら
宴会場「さくら」
18:30〜懇親会
(希望者のみ 参加費5,000円)



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