ATACカンファレンス2002

Assistive Technology &
Augmentative Communication
Conference 2002

6日  7日  8日  目次


Annex
セッションの種類
AAC基礎:コミュニケーションの考え方や技法(AAC)の基礎知識について
 
8:00〜受付
アネックスホール玄関
 

8:30〜9:30 AAC基礎     
■「VOCAの使い方」
福島 勇・宮崎 みわこ
音声表出が困難な人にとって,VOCAは非常に有効なコミュニケーションツールであると言われています。でも,いざ利用してみようとすると,「どんな機種があるの?」「どんな場面で使えるの?」「私(彼や彼女かも)にはどのVOCAが適しているの?」といった疑問や悩みで困ってしまいませんか?そんな悩みを抱えた方は本セッションへ大集合!実際に見て・触れて・試しながら,それらの疑問を一緒に解決していきましょう!

 
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9:50〜10:50 AAC基礎  
■「シンボルコミュニケーション」
藤澤 和子
写真や絵とは異なるシンボルの特性を解説し,シンボルを使ってコミュニケーション支援を行うための基礎的な指導方法から新しい活用方法までを,実際の学習,生活場面の子どもたちの様子を交えて解説します。また,シンボルを使ったメールシステム、海外で普及しているシンボルのCDや本などについても紹介し,未来に向けたシンボルコミュニケーションの可能性を考えます。
 
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11:30〜12:50 特別講演
■「漫画とコミュニケーション」
戸部けいこ
戸部けいこさんは漫画家。「びいどろ怪談」,「アナンの地球」,「幕末魔法陣」など幅広いジャンルの作品がある。昨年出版した自閉症の子供と家族の生活を描いた「光とともに」(秋田書店)は、多くの人の共感を呼ぶ。今回は,漫画においてコミュニケーションをどのように表現するかなど,身近でありながら,案外知らない世界のお話をいただきます。
 
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13:00〜14:00 AAC基礎
■「障害者の意志や権利を護りながら支援するには〜苦情解決事業をとおして〜」
古畑 英雄
障害者の意志や権利を護りながら支援を行うためには、サービス提供者が日常的な支援の中で、常に留意していなければならない点として、個人情報を保護すること、利用者の自己決定に必要情報をわかりやすく説明すること、自己決定の結果によって利用者が被る不利益を説明すること、自己決定の取消をする方法を説明すること、適切なサービスの提供をすることなどが挙げられます。今回は、このような基本的な事項について、福祉サービス運営適正化委員会の苦情解決事業を紹介するとともに、このような基本的な事項について、参加者の皆さんと考えてみたいと思います。
 
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14:20〜15:20 AAC基礎
■「コンピュータを利用したコミュニケーション」  
巖淵 守
ここでは,コンピュータを利用するいくつかの代表的なコミュニケーション支援ソフトウェアを例にとり,これらコンピュータとソフトウェアを組み合わせた拡大・代替コミュニケーションに関して,その利点と欠点,より良いコミュニケーションへ向けたヒントなど,いくつかの事例も交えながら紹介します。
 
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15:30〜16:00 Closing Session
■「?を楽しむ」

 

 
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B1
 
セッションの種類
AT・AAC活用:市販の支援技術製品を示しながらの,機能と利用方法について
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
 
8:30〜9:30 AT・AAC活用
■「ダイナモの活用例」
アクセスインターナショナル
発売以来、高い評価を得てきた次世代VOCA「ダイナモ」はパワーユーザーも多数生み出してきました。販売側が想像
もしなかったような使い方をされるユーザーも出現しました。今回は数名のダイナモユーザーの具体的な活用例をできるだけ紹介いたします。
 
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9:50〜10:50 AT活用
■「リニューアル!THE ディスカバー」
アクセスインターナショナル
ディスカバーシリーズの開発元がマデンテック社に代わり、製品が新しくなりました。もちろんWindows XP対応版です。
さまざまな入力方法とユーザー管理機能、アプリケーションリンクがディスカバーの最大の特徴ですが、この度、「クリ
エイトプログラム」もリリースすることになりました。自由に簡単にセットアップを作成することができるようになります。将来展望も含めて紹介します。
 
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13:00〜14:00 AAC活用
■「シンボルを使ったコミュニケーションエイドが変わる!」
アクセスインターナショナル
音声や文字に依存しないコミュニケーション手段のひとつとして、シンボルコミュニケーションが注目されています。特に自閉症の子どものコミュニケーション手段獲得にPCSを利用したさまざまな手法が報告されるようになりました。今回は新製品を含めたさまざまなPCS関連商品を紹介します。
 
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14:20〜15:20 AAC実践 
■「歯科治療現場でのコミュニケーションの工夫」
高原 牧
コミュニケーションが困難な場合でも、情報伝達を工夫する事で、スムーズに医療を提供することができます。今回は、
歯科治療を通して、その工夫点をご紹介いたします。
 
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B2
 
セッションの種類
AT基礎:支援技術(AT)の利用方法の基礎的知識について
AAC基礎:コミュニケーションの考え方や技法(AAC)の基礎知識について
ライブショー:障害のある人と専門家のステージ上のやりとりの中で技術や技法を見ていただく時間
 
8:30〜9:30 AAC基礎 
■「知的障害・自閉症の人のためのサポートブックの作り方」
丸岡 玲子・坂井 サトシ
サポートブックは、その名のとおりサポートの際にサポーターに利用してもらう携帯用のブックです。障害のある本人の特徴、特性、コミュニケーションの取り方、クセ、さまざまな場面での対応の仕方などを具体的に、見やすくまとめています。本人を良く知る人(親など)が中心となって作ります。サポートしてもらう本人も安心。サポートする人も安心。そして預ける親も安心。さぁ、あなたも作ってみませんか?
 
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9:50〜10:50 ライブショー 
■「自閉症や知的障害の子どもとのコミュニケーション」
坂井 サトシ・山本 ゆうき・橋爪 けんた
今年のATACにも,支援機器やコミュニケーションエイドを利用しているユーザーたちがたくさん来ています。そんな大勢の人のなかで,今回登場してもらう二人はどちらも小学生です。コミュニケーションエイドをそれぞれ使って,楽しくやりとりをしているのです。こんなふうに使っているのかということを皆さんに体験していただければと思います。この二人と一緒にコミュニケーションエイドを使ったやりとりを体験してみませんか。
 
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13:00〜14:00 AT基礎 
■「聞くことを補助する道具」
佐藤 正幸
近年の補聴器は,子どものきこえの状況に応じ,多種多様のフィッテイングができるようになってきました。しかし,補聴器を装用している子ども及び成人のコミュニケーション受容の困難さを常に解決しているとは言い難い。ここでは、聴覚を援助する機器の現況について,概念,活用及び評価の面より概説します。
 
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14:20〜15:20 AT基礎  
■「ATサポートQ&A」
関 和子・松本 真理 
パソコン等のハイテク機器をベースとした電子支援技術は、障害のある人のQOLに深く関わり,また,コミュニケーショ
ンや情報発信・収集ツールとして大きな役目を果たします。パソコン導入や継続的な使用を希望する人が増えるなか,施設や在宅のサポート現場では,いま何が起こり,支援者はどのような疑問と悩みを抱えているのでしょうか。現場
に密着した取り組み,多角的な視点から,問題解決のヒントを探っていきます。
 
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C1
 
セッションの種類
AT基礎:支援技術(AT)の利用方法の基礎的知識について
AT・AAC活用:市販の支援技術製品を示しながらの,機能と利用方法について
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
 
8:30〜9:30 AT活用  
■「Play Station用代替入力インターフェース"コールマイン"で広がる世界」
@e-ZUKA
PlayStation用代替入力インターフェース"コールマイン"で広がる世界をご紹介します。シングルスイッチ、デュアルスイッチ,4方向タクトスイッチなどさまざまなスイッチによる入力方法での設定,ゲームプレイ,インターネットアクセスをお伝えします。これまで高位頸髄損傷の四肢麻痺者では不可能と思われていたカーレースゲームや格闘ゲームの顎操作4方向タクトスイッチによるプレイもご紹介します。
 
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9:50〜10:50 AT基礎 
■「生活を便利にするAT−環境制御など−」
寺師 良輝
「1つのスイッチだけで電話を操作する。」「1つのスイッチだけでテレビと呼び出しアラームを操作する。」このような身近な生活行為を実現する安価な装置の組み合わせから,高機能の環境制御装置までをご紹介します。
 
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13:00〜14:00 AT実践
■「AT普及への挑戦2」

「実習生・ボラへのAT啓発について」
中田 佐智子
知的障害者通所更生施設において機器を利用することは,サポート体制や予算の問題など課題が多い。そこで,「AT」を視野に入れた実習,ボランティアの受入れの取り組みを行ったので,それについて報告します。

「身近にあるWINDOWSパソコンの活用についての報告−文字入力やマウス操作支援に役立つオンラインソフトや
身近な入力機器の活用について−」
佐藤 八郎
不要になったパソコンの再利用や,訓練に使用した入力支援ソフトや機器をすぐに購入して使用できない場合などで
も,数千円程度の費用でパソコンの利用が一定可能になります。ここでは,買い換えなどで使わなくなったWINDOWSパソコンに,安価なスキャン機能付きのスクリーンキーボードソフトと,マウス操作を安価なゲームパッドで可能にする無料のソフトを組み込み,使って顎の操作でパソコンへ文字入力をしたり,マウス操作でパソコンを利用できるようになったケースを紹介します。

「視覚障害学生のための資料の工夫」
水野 暁子
授業で使われる資料を,全盲の学生に提供する工夫について,本学情報社会科学部で取り組まれていることを,図やグラフを理解してもらうための工夫,E-メールの活用,点訳の工夫などをお話します。

 
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14:20〜15:20 AAC応用 
■「WEB版PICOTの開発:インターネットを利用した図形シンボル用会話エイドシステムの構想」
青木 高光・小島 哲也
PICOT(Pictorial Communication Tool)は,重度言語障害児(者)を対象とした図形シンボルによる補助コミュニケーションソフトウェアです。現在,WEB上で動作する「PICOT on Web」を開発中である。PICOT on Webは,Java Appletが動作する一般的なWebブラウザが組み込まれていれば,プラットフォームに依存せず,あらゆる機種で動作させることができます。ここでは, PICOT on Webのシステムとその活用方法,更に今後の発展について具体的に述べます。
 
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C2
 
セッションの種類
AAC基礎:コミュニケーションの考え方や技法(AAC)の基礎知識について
AT・AAC活用:市販の支援技術製品を示しながらの,機能と利用方法について
シンポジウム:1つのテーマについて関係者が話題を提供し議論する時間
 

8:30〜9:30 AT・AAC基礎  
■「インターネット上の役立つ情報」
奥山 俊博
見て楽しんで役に立つホームページを紹介するセッションです。AT・AACに関するサイトや障害のある人のインターネット利用を豊かにする様々なホームページを紹介するとともに,インターネットへの入り口としてパソコンを活用する際に考えておきたいポイントについてお話したいと思います。先着でURLの入ったディスクもプレゼント!

 
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9:50〜10:50 AT・AAC活用  
■「意志伝達装置『伝の心』の紹介」
日立製作所
1.日立製作所の「伝の心」開発経緯の説明
2.現在の「伝の心」の機能と操作方法の説明
3.今後の「伝の心」展開の紹介
(1)「モバイル伝の心」の紹介
(2)「脳血量Yes/No検出装置」の紹介
(3)重複障害(肢体・視覚)者向け「伝の心」の紹介
 
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13:00〜14:00 ミニシンポジウム
■「障害者支援機器開発の方向性−ユニバーサルデザインとAAC−」
夏目 尚・河村 宏・切明 政憲 他
支援機器開発には,多くの人が利用できるという視点が重要になります。ここでは,シンポジストによる発表と討議を通
して,障害者支援機器開発の方向性について整理します。
 
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14:20〜15:20 AT基礎
■「誰もが見やすいホームページを作るために
−ここから始めるWebのアクセシビリティの第一歩−」
濱田 英雄 
IT革命と騒がれる中,ウェブを使える人と使えない人との間で生じる恩恵に差が生まれてしまう事態が,いわゆるデジ
タルデバイドという問題です。ウェブ制作者は,このデバイドの弱者になってしまうユーザーがいることを頭の片隅で常に意識していることが必要です。アメリカでリハビリテーション法508条ができたように,ウェブのアクセシビリティが,企業の姿勢や責任として問われる時代がやってきます。役所の事務手続きや,電子決済,電子投票などのオンライン化が急速な勢いで進むなか,できるだけ多くの人が使えるように配慮したアクセシブルなサイトを作ることが求められています。本発表によって,ウェブのアクセシビリティに理解を深めてもらいたいと思います。
 
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F
 
セッションの種類
体 験:障害や機器について皆さんに実際に体験していただく機会を設けた時間
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
 

8:30〜9:30 実践
■「学校におけるAT・AAC」

「学校にコンピュータがやって来た〜誰でも使える道具・学校を豊かにする道具・人とつながる道具〜」
中島 栄之介
特殊学級の子供たちにコンピュータを導入したことで生じた変化を報告します。肢体不自由学級ではAAC指導の一環として情報機器を利用した結果,学級の中や交流の場面などで生徒の活動する場面が広がったり,指導者や他の児童とのコミュニケーションが増えたりするなど多くの変化が見られました。また,視覚障害を持つ児童においても,記録や計算などの指導や資料収集が容易になっただけでなく,校内LANを利用し点訳のための時間差なしに授業に参加することもでるようになりました。

「僕,わかるよ!〜ボイスメモを利用して〜」
大野 芳弘
発語がない子どもや自閉症の子に対し,VOCAを用いた会話練習を行いました。その結果,教師が,子供の能力を過小評価している場合があり,それに気づく上でVOCA利用は有効でした。また,子どもの興味や関心を高める上でも有効であり,子供たちは能動的に活動(答えることができる)する喜びから授業に意欲的に参加するようになっていきました。

「集団指導におけるビッグマック,ダイヤルスキャンの活用−ゆうびんごっこの実践から−」
久保 あゆみ
重度重複障害で重い運動障害や視覚障害を持ち,言語表出が難しいが,言語理解の力は1歳半を超えているこどもたち4名を含んだ6名の集団。こどもたちのコミュニケーションの力を伸ばすために,授業において「ゆうびんごっこ」を設定しました。その中で,それぞれの障害や認知に合わせての工夫で,お互いに意思を伝え合えるように援助をし,授業に主体的に参加できるようにしました。こどもたちがいきいきと取り組む姿を,ビデオを交えながら紹介します。

 
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9:50〜11:20 体験
■「障害を併せもつ人を想定した視覚障害疑似体験−介助での食事体験を含む−」
中野 泰志・奥山 敬 
重度重複の人の中には視覚にも障害をもっている人が少なくありません。しかし、普段から、視覚障害を考慮した支援が実施できているでしょうか?食事の介助の際、車いすでの移動の際、毎日の活動の際、余暇活動の際、・・・。本体験セッションでは、重複障害を想定し、言語でのコミュニケーションを行わずに、様々な視覚障害疑似体験を行います。ケースの方の気持ちに近づくために、視覚障害の状態で、全介助での食事を受けてみませんか?また、普段、自分が提供している支援のやり方がいいのかどうか確かめてみませんか?
(定員30名)*当日の朝,ATAC受付において予約を受け付けますので,希望される方はお早めに受付においで下さい。
 
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12:30〜14:00 体験
■「コミュニケーションエイド体験」
宮崎 みわこ・奥山 俊博・福島 勇    
参加体験型のワークショップです。VOCA(音声出力コミュニケーションエイド)を主としたコミュニケーションエイド(シンボルボード・50音表・ホワイトボードなどなど)を活用して,あなた自身が、新感覚のコミュニケーション体験を一度してみませんか?いつもと違ったコミュニケーション方法の世界で,役割を担ったり,仲間と一緒に力を合わせ活動してみましょう。とにかく,やってみよう!感じてみよう!そして楽しもう!の時間です。
(定員30名)*当日の朝,ATAC受付において予約を受け付けますので,希望される方はお早めに受付においで下さい。

 
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14:20〜15:20 実践
■「病院の子ども達のサポート」

「人工呼吸器を装着した子どもとのベッドサイドでの遊び」
坂上 和子・関 眞弓・金森 三枝
私たちはこれまで病院に入院する子どもたちの遊びを通して生きる喜びや発達を助けることをボランティアとして関わってきました。病院は今でも外部の者が出入りすることを厳しくチェックする狭き門ですが,多くの入院児たちは一人ぼっちで過ごしていたり,親の面会時間までをベッド上でぼんやり過ごしています。子どもらしい時間,遊びは病院では出来ないのでしょうか?一人の人工呼吸器をつけた子どもとの関わりを通して,話が出来ない子どもとのコミュニケーションについて考えてみます。

「発話困難な入院児との遊びとコミュニケーション」
加藤 優子・柿原 知子・天野 雅子
大学病院の小児病棟にて,週1回の遊びのボランティア活動を始めて3年が経ちます。ここでは,筋肉の繊維が生まれつき少ないという難病を持ち,目の周りの表情(涙,まばたき,眉間のしわなど)と両手の主に親指の動きでコミュニケーションをとる2人の子供と,気管切開しコミュニケーション手段が,口の動きと両手腕,右手の指文字,文字盤の指さしなどに限られる成人女性との関わりを報告します。

 
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G
 
セッションの種類
体 験:障害や機器について皆さんに実際に体験していただく機会を設けた時間
実 践:教育,医療,福祉の現場でのATやAACの活用についての実践報告
当事者の声:障害をもつ当事者及び家族の方に語っていただきます。
 

8:30〜9:30 実践
■「脳障害をもつ成人へのAAC導入」

「頸髄症を併発した,在宅成人脳性麻痺者へのAAC導入を経験して」
丸井 美恵子・吉岡 真紀・田村 正子・岡田 耕平・稲田 勤
在宅言語障害者の中には,コミュニケーション手段の制限等により,閉じこもりがちな生活をしている人々が少なくないと思われます。ここでは,先天的な身体・言語障害に加え,頸髄症併発により機能低下をきたし将来寝たきりが予想される,閉じこもり傾向の成人アテトーゼ型脳性麻痺者に対し,訪問言語療法を開始し,パソコンおよびワンスイッチ機能を持つソフトを導入した過程と問題点を報告します。

「脳血管障害後の重度Dysarthria症例に対するコミュニケーション
エイドについて 〜チェックリストを用いた導入時の留意点〜」
松本 康子・保坂 敏男・深沢 美奈・笹倉 麻弥
当院では,脳血管障害後の重度Dysarthria症例に対し,チェックリストを用いてコミュニケーションエイド(以下CA)を導入しています。今回,4年間の活動を通し,CA導入時の留意点をまとめたので報告します。脳血管障害後の重度Dysarthriaに対するCA導入時の留意点として,本人のニードはもちろんのこと家族,周囲のニードも考慮しつつ,身
体機能及び高次脳機能を含む精神機能を考慮した機器選定が必要と思われました。

 
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9:50〜11:20 体験
■「聴覚障害擬似体験」
伊藤 泉・他 
聴覚障害を擬似体験するための耳栓を装着して,いくつかの体験をしてもらいます。そのことを通して,聴覚障害のある人の日常生活の不自由さに気づいてもらおうというのがこのセッションです。
(定員20名)*当日の朝,ATAC受付において予約を受け付けますので,希望される方はお早めに受付においで下さい。

 

 
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13:00〜14:00 当事者の声
■「ITがもたらす生活圏の広がり」
上田 光彦・赤松 裕美
今や生活の一部として大変役立っているパソコンが,私たちのように身体に障害を抱えるものにどのような面で利用されているか,またそれによってどんな影響をもたらしているのかを話したいと思います。私のような筋ジストロフィー患者やALSの患者さんなど,全身の筋力低下を伴う疾患は現在市販されている入力装置では使えない場合が多く,個々にあった改良や環境整備が必要です。より良い解決法を模索するには利用者の提案,技術者の知識,専門医の助言と,各分野の意見を交えることが大事なんだと思います。それには,まず私たちから要望や具体的なニーズなどを積極的に伝えていかなければ意味がありません。利用者の立場から的確な意見と,日頃の思いを伝える。このことが今,自分に与えられた仕事のような気がします。
 
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14:20〜15:20 当事者の声
■「家族の声(2)ATが広げるコミュニケーション」

「自閉症児のVOCA実用化の経過と結果」
鈴木 明子・本田 秀夫・佐竹 恒夫
小4の自閉症児の長男。重度精神発達遅滞を伴います。長男には長い経過が必要でしたがVOCAが導入できました。このことでコミュニケーション意欲が高められ,他のコミュニケーション手段獲得にも可能性がでてきました。絵カードからVOCAまでの移行過程も含め,VOCA利用について考えます。

「みんなで遊んだ」
李 義昭・李 昭洋
障害児交流センター「ヤンヤンのおうち」では,障害児と健常児の交流のために音声で作動するスイッチを利用した「アンパンマンゲーム」「野球ゲーム」「パチンコゲーム」などを活用している。このような試みが地域に定着し,お母さんボランティアがお話会や人形劇などを行っていること,障害児がスーパーなど街に出かけると,お母さんや子供さんから声がかかることなどを紹介したい。さらに,現在調査中である知的障害児への音声入力技術の利用可能性についての成果が報告できればと考えています。

 
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104
 
19:30〜15:30
☆ Cozyルームへようこそ!
五大エンボディ(株)
Cozy(コージー)とは英語で「居心地の良い」という意味を表します。障害の有無に関わらず誰もが心地よくワクワクするような環境を提供することを目指します。例えば歩いたり走ったりすると映像や音が生じ様々に「水」を疑似体験できるもの,声に合せてシャボン玉が出てくるものなどなど。是非,実際にこの"Wonderland"をご体験下さい。



6日  7日  8日  目次


ATACカンファレンスとは?メイン・プログラムの内容

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