第2章 マウスやトラックボールを使いにくい
コンピュータの操作にはマウスやトラックボールが大きな役割を果たします。しかし、障害によっては、それらの操作が容易でない場合もあります。
ここでは、そのケースとして以下の4つを想定し、それぞれのケースへの対応を考えてみます。
マウスやトラックボールの操作には微妙な運動調整が必要になるため、運動障害によってはそれらの装備が利用しにくい場合があります。この場合、以下のような3つの解決方法が考えられます。
●解決方法 1 : OSの設定
OSには、マウスやトラックボールの速度調節機能が組み込まれています。この機能を利用して、速度を落として試してみるとうまくいく人がいます。Mac-OSでは、コントロールパネルからマウスを、Windowsの場合も、コントロールパネルからマウスやユーザー補助を選択して下さい。
●解決方法 2 : 特殊マウスの利用
小型から大型まで、様々な形状のマウスやトラックボールが市販されています。この中からその人に合ったものを選ぶのも1つの方法です。ここでは、障害のある人向けに開発された物の他に、パソコンショップには以下のような様々な製品が展示してあると思います。是非、実際に触れて試してみることをお勧めします。
主な取り扱い会社
| エレコム | http://www.elecom.co.jp |
| サンワサプライ | http://www.sanwa.co.jp |
| セルサス | http://www.celsus.co.jp |
| 七陽商事 | http://www.nanayojapan.co.jp |
| マイクロソフト | http://www.microsoft.com/japan/ |
| ロアス | http://www.loas.co.jp |
| ロジクール | http://www.logicool.co.jp |
●解決方法 3 : 代替マウスの利用
マウスエミュレーターと呼ばれる装置を利用する方法があります。マウスエミュレーターとは、通常のマウスやトラックボールが利用できない人のためにマウスの動きを代替するものであり、図9に示したような様々な形態のものが考えられています。
また、キーボードのテンキーを使ってマウスを動かすためのソフトウェアも用意されています(表5)。これらはマウスキー機能と呼ばれ、図10に示したような動きをします。
表5. マウスキー機能対応製品
| OS(コンピュータ) | 機種 | ソフトウェア |
|---|---|---|
| MacOS | Apple Macintosh | Easy Access(OSに標準添付) |
| Windows 95、98、Me、2000、NT、XP | PC/AT機、NEC PC-9800 | ユーザー補助機能(OSに標準添付) |
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