第5章 画面が見えにくいので拡大・反転したい
コンピュータの画面には細かな文字やアイコンが並んでいます。弱視の人々にとってその画面は必ずしも見やすいものとは言えません。また、上肢の障害のために足でコンピュータのキーボードを操作する人も、画面が遠くならざるをえないため、その画面が見えにくい場合もあります。
こういった場合、画面拡大機能や画面色の変更・反転機能を持つソフトウェアや装置が助けになります(表8)。画面を拡大すると表示される範囲が狭くならざるをえせんので、通常の表示モードと拡大モードを切り替えて利用できるようになっています。
表8. 画面拡大・反転システム機能対象表
| OS(機種) 製品名 |
倍率 (最小-最大) |
反転 | 部分拡大 | マウス・カーソルへの 自動追従機能 |
|---|---|---|---|---|
| Mac-OS(Macintosh) Close View(OSに標準) ジャンボルーペ |
2 - 16 - - |
○ ○ |
× - |
○ - |
| Windows95 OSに標準 VZoom Zoom Text Xtra Level1 |
2 - 9 2 - 16 |
○ ○ ○ |
- × ○ |
- ○ ○ |
| Windows98 マイクロソフト拡大鏡 VZoom Zoom Text Xtra Level1 |
2 - 9 2 - 9 2 - 16 |
○ ○ ○ |
△* × ○ |
○ ○ ○ |
WindowsNT、2000 マイクロソフト拡大鏡 Zoom Text Xtra Level1 |
2 - 9 2 - 16 |
○ ○ |
△* ○ |
○ ○ |
(NEC PC-9800) PC-Wide** |
2 - 15 |
○ |
× |
○ |
WindowsXP マイクロソフト拡大鏡 |
2 - 9 |
○ |
△* |
○ |
* 画面の全体を拡大することは出来ず、一部のみ拡大表示するソフトウェアである。
** ソフトウェアではなく装置である。MS-DOS上でのみ動作。