こころWeb

ネットワーク実例集

千葉県 長澤さんの場合

長澤 伸子 <CQX06166@nifty.ne.jp>
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【わたしとパソコン】

[長澤さんの写真]

私が、AOK(視覚障害者音声ワープロ)を、覚えたいと思ったのは、十数年前になります。
そのころ、私の視力は0.01を切るようになり、メモを取ることも、墨字(視覚障害者の間では普通文字のことを言います)が、見えない、読めないということが重なりました。
そこで何か私の目の代わりになるものはないかと考えていたところ、東京にある「盲人職能開発センター」というところで音声ワープロの操作を教わることができるということを知り、2年ほど通い操作などを学ぶうちに、書くことはできるようになりました。
しかし、そのころ、私の周りには、音声ワープロを用いて生活の幅を広げている人は多く居ませんでした。
そこで目が見える友人などに、一方的に書いて送っていたのですが、それだけでは物足らず、新たな欲求がでてきました。それは、相手の書いたものを見たい読みたいということした。
そんなとき、音声ワープロを一緒に学んだ仲間のうちから、分からないところがあっても、誰に聞いたらいいのかわからないという声があがってきました。

そういう仲間でワープロの同好会をつくろうという話がもち上がり、「千葉県視覚障害者ワープロ会」という同好会をスタートさせたのです。
7年目になる現在では会員も30名を越え、今ではウィンドウズの勉強を始めています。
まだワープロ操作がほとんどですが、いずれウィンドウズに移行したいと考えています。
少しずつですが、ウィンドウズを用いて、メールの交換や、ホームページを覗いて楽しむ会員も増えてきました。
私はこれから先、自分でホームページをつくって、コンピュータの操作は無理だと躊躇している人たちに、こんなにすばらしいコミュニケーションの場があることを、知らせていきたいと考えています。
私自身が、少しずつコンピュータの操作を覚えてきた経験から、障害が重度であればあるほど、このコンピューターの世界を自分のものにしてほしいと思います。簡単に、抵抗なく誰でもが、コンピュータを利用することができたらどんなにすばらしいだろうと考えます。
しかし、いくつかの問題も感じてきました。私が経験した中で感じたことを書きます。

  1. 購入価格が、高価です。しかし現在では、日常生活用具補装具指定になっている場合もあります。
  2. 学ぶための方法論が、わかりませんでした。しかし現在では、パソコンボランティアの助けを借りたり、周りで増えてきた仲間同士の情報交換が可能になってきています。
  3. ウィンドウズは便利な反面、複雑に感じます。これまでどれだけの失敗を繰り返したかわかりませんが、現在ではそれも楽しい経験となっています。


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Last modified : 2002.11.25
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