こころWeb

ネットワーカー実例集

神奈川県 坂本さんの場合

坂本 達也 <s-tazya@super.win.ne.jp>

[坂本さんの写真]

横浜在住の坂本達也です。JH日本道路公団に勤務し、バリアフリー型のPA(パーキングエリア)など車椅子でも使いやすい高速道路はできないか考えています。私は障害者になる前からJHに技術系として勤務していたので、今も居続けています。
平成3年2月に、車の助手席に座って交通事故に遭いました。それが26才の時で、入社して1年足らずのときでした。障害の種類は頚椎損傷(C6)といい、四肢麻痺というか肩から下が完全に麻痺しています。両足が動かないのは基より両腕も満足に動きませんが、わずかに残っている腕の力で車椅子をこいでいます。

まず、パソコンについて少しお話します。
パソコンを初めて操作したのは大学生のときで、「情報処理演習」とか言う科目でシャープのパソコンで、カセットテープを使っていたような記憶が残っています。
それから障害者になるまではそんなにパソコンを必要不可欠な物とは考えず、ただ必要に迫られコンピューターを使っていたという消極的ユーザーでした。それが事故に遭ってから一転しました。
自分の指で鉛筆を持って文字や線を書くことができなくなってしまった以上、パソコンで資料を作成できることが復職の条件と考えたからです。神奈川リハビリテーション病院でペンのデバイスを作ってもらい、キーボードのキーをポンポン打てるようになり、後はSIFT+???などの同時に2つのキーを押さえなければならないときの対処。これも左手の親指を使ってできる、マウスもなんとか動かせる、これだけの能力が残っていれば資料は作れる自信が出てきて、これに少し磨きをかけ、今はワードやエクセル(VBAは勉強中)はもちろんインターネットもパソコンでできるようになりました。

本題のネットワーカーということでインターネットは'96年ぐらいから個人でやっているので、このこころWebもその頃は数少ない障害者への情報源として見ていました。今ではいろいろなホームページがあり、障害者への情報も充実してきて、たとえば福祉機器で旅行用のギャッチベットはないのかいろいろ調べられます。ようやく、「まずはホームページ」で検索しようと思えるようになりました。
海外の情報も非常に参考になります。私は今クアドラグビー(頚椎損傷者の車イスでのラグビー)をチームで練習していて、アメリカでの最新情報などもホームページで見ています。いつか海外遠征でアメリカと対決できるかも?などと考えると楽しくなります。
あとはやはり電子メールで学生のときの知り合いなどや障害者同士の情報交換にたいへん役に立ちます。外出が大変な車イス、さらには手紙を書くのもどうせ手書きでは書けずにワープロを使う障害者にとっては便利なツールです。
これからも個人で楽しむネットワーカーとしても、それが仕事にも活かせられるJHワーカー(?)としても勉強していきたいと思っています。それでは最後に、このページを見た方でご意見やご感想なにかあれば私のメールアドレスにお送り下さい。


| トップページ | こころリソースブック | 相談センター | こころWebからの提案 | アクセシビリティ指針 |
| 最新情報 | 初めにお読みください | ネットワーカー実例集 | 関連情報 | ご意見・ご感想 |


Last modified : 2002.11.25
(c)Copyright, e-AT協議会