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指針の各項目と障害内容との関係

障害の種別と特性

- 機器利用の観点から、障害を分類すると... -

障害 特性 種別
肢体不自由 両手の協調動作が困難 片麻痺、脳性麻痺など
不随意運動を生じる 脳性麻痺など
緊張が強く生じる 脳性麻痺など
筋力が弱い 脳性麻痺、筋ジストロフィー、ALSなど
可動域が狭い 筋ジストロフィー、ALSなど
手・指の利用が不可能 切断など
視覚障害 まったく見えない 全盲など
小さな文字が見えにくい 弱視など
色の識別が困難 色弱など
聴覚障害 まったく聞こえない 聾など
聞こえづらい 難聴など

指針の各項目と対応機器

- 入力基本仕様 -

項目・指針 適応例 適応機器
1-1
順次入力機能
  • 1本指で打鍵
  • 口にくわえた棒で打鍵
  • AccessDOS(IBM、日立)
  • ソフトパートナー (NEC)
  • 順次キー(日立)
  • キー操作補助ユーティリティー(富士通)
1-2
反復入力条件設定機能
  • キーを押し続けても、1文字のみの入力
  • 繰り返し時間を長くした入力確認後のキーを放す時間の確保
  • AccessDOS(IBM、日立)
  • ソフトパートナー (NEC)
  • キー操作補助ユーティリティー(富士通)
1-3
キー入力確定条件設定機能
  • 誤って瞬間打鍵しても、入力されない
  • 目的キー打鍵後に隣のキーを誤って押しても入力されない
  • AccessDOS(IBM、日立)
  • ソフトパートナー (NEC)
  • キー操作補助ユーティリティー(富士通)
1-4
マウス代行機能
  • テンキーボードでのマウス制御
  • ジョイスティックでのマウス制御
  • AccessDOS(IBM、日立)
  • 順次キー(日立)
  • タブレット・キーボード・ドライバ(富士通)
1-5
トグルキー状態表示機能
  • トグルキー打鍵時に状態を音声化
  • AccessDOS(IBM、日立)
  • FMTALK II(富士通)
  • FMBRAILLE(富士通)
1-6
キーボード接続インタフェース公開
  • 利用者側で独自な入出力機器が開発可能
(メーカ各社にて、独自に公開)
1-7
キーガードの提供
  • 腕、手をガードの上に置き、指を穴に入れて入力
  • キーガード(IBM)
  • キーボードカバー(富士通)
1-8
キー位置の触覚識別手段の提供
  • ホームポジションの人差し指の所に凸を装着
(メーカ各社にて、独自に設置)

- 出力基本仕様 -

項目・指針 適応例 適応機器
2-1
画面の拡大表示機能
  • 画面の一部を全体的に拡大
  • 全体像を把握しながら、一部のみを拡大
  • スクリーン・マグニファイア/2 (IBM)
  • PC めがね(日立)
  • 配色変更・画面拡大(日立)
  • FMTALK II(富士通)
2-2
画面表示文字の音声化機能
  • テキストファイルでの文書(手紙や報告書など)の音声での内容把握
  • スクリーン・リーダー2 (IBM)
  • 日本語スクリーン・ブレイラー (IBM)
  • ブレイルパートナー (NEC)
  • FMTALK II(富士通)
2-3
表示中の画面情報出力機能
  • 点字ピンディスプレイを用いたテキストデータの触知表現
  • スクリーン・リーダー2 (IBM)
  • 日本語スクリーン・ブレイラー (IBM)
  • 点字編集システム (IBM)
  • ブレイルパートナー (NEC)
  • FMTALK II(富士通)
  • FMBRAILLE(富士通)
  • 点図くん(リコー)
2-4
出力情報の多重表現機能
  • 警告音の画面の点滅による表現
  • 外部記憶装置などの動作状況の音表現
  • 手話アニメーション編集ツール(日立)
  • 生活情報システム(日立)
2-5
表示色変更機能
  • 配色の任意の変更
  • スクリーン・マグニファイア/2 (IBM)
  • 配色変更・画面拡大(日立)
  • FMTALK II(富士通
2-6
GUI対策
  • グラフィック情報の3次元音場による表現
  • グラフィック情報の触知による表現
(メーカ各社にて独自に研究中)
2-7
音声情報の話速設定機能
  • 音声情報の発話速度の変更
  • スクリーン・マグニファイア/2 (IBM)
  • ブレイルパートナー (NEC)
  • 配色変更・画面拡大(日立)
  • FMTALK II(富士通

- 文書基本仕様 -

項目・指針 適応例 適応機器
3-1
電子化文書の提供
  • マニュアルのテキストファイルでの提供
(メーカ各社にて独自に供給)

- その他の注意事項 -

項目・指針 適応例 適応機器
4-1
情報処理機器間情報送受信機能
  • パソコン通信を利用した情報の交流
(パソコン本体にデータ通信機能を付加)
4-2
情報処理機器のFAX対応機能
  • パソコンからFAX、FAXからパソコンへの通信
(パソコン本体にデータ通信機能を付加)
4-3
代替入出力装置について
  • さまざまな障害内容の肢体不自由者に対応した情報入力キーボードやマウス代替機器
  • ディスプレイに代わる視覚障害者向け情報表示装置
  • ソフトパートナー (NEC)
  • パソ筆(日立)
  • タブレット・キーボード・ドライバ(富士通)
  • 点図くん(リコー)
4-4
電源操作やリセットスイッチの操作性
  • 手がぶつかっても押せない電源やリセットスイッチ
(メーカ各社にて独自に対応)
4-5
周辺装置の操作性
  • 本体のプラグに差し込めば、容易に利用できる周辺装置
  • 音声合成カード(日立)

(メーカ各社にて独自に対応)

4-6
携帯性への配慮
  • ひとつにまとめて携帯できるバッグ・アダプタなどの整備
(メーカ各社にて独自に対応)
4-7
問い合わせ窓口の明確化
  • 相談・コンサルテーション部門の設置、告知
(メーカ各社にて独自に設置及び対応)

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Last modified : 2002.11.25
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