前述したように、講義の方法としてそれを電子情報として流すというのは、非常に有用です。ワードプロセッサで処理したテキストを、障害を持った学生にフロッピーディスクや電子メールの形で提供することもできますが、もっと簡単なのはそれを、大学のウェブサイトで流すことです。ウェブページを作ることに向いている講義内容もあれば向いていないものもあるでしょう。このワールドワイドウェブの歴史は、1993年までしかさかのぼれません。その時点では、技術も未熟であり、内容的にもくだらないものが多く、自己満足的なものが多かったにもかかわらず、公に認められた方法として確立していました。ウェブページを使うことはすべての学生の助けになることなので、大学の教官たちの多くは、講義のアクセシビリティーを高めるためにウェブページを使うようになっています。ウェブページを使うことには多くの利点があります。例えば、渡す資料の数が減りますし、修正、更新も簡単でいつでも学生が見ることができます。そして、一番重要なのは、それがデザインの基準を満たしていれば、単なる講義では理解することが困難な障害を持った学生に対して助けになるということです。
教官の多くがウェブを使うのに後込みするのは、それが見慣れない言葉のように見えて難しく思ってしまうからです。しかし、実はそれは簡単なものであり、ウェブページを作るのに本当に難しいことは何一つありません。"Word"とか"Word perfect"というようなワープロソフトを使えるのでしたら、その内容をウェブにすることができます。Wordの最新バージョンの97を使いますと、自動的にウェブページに変換することができます。
ウェブページを作るという中には、派手な背景や簡単なアニメーションを作る様々なグラフィックツールを使うことが含まれるかもしれません。しかし、通常は全員の学生にとってアクセシビリティーの高いページは基本的で素直なデザインのものです。よいページというのは後述する基本的な規則に則り、明確な情報を正確に伝えるものです。いろいろとっちらかってうるさい感じのページは、容易な理解の妨げになりますので、常識的なアプローチがなされるべきでしょう。
よいウェブページを作成するには基本的な規則があります。それを次にあげます。